2022年08月の記事 - 忠の勝手にプレコ・コリドラスブログ  
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( ̄´口` ̄)ノオイッス!!忠です!

セールも終了し2週間ぶりに休みです!
しかし、ゆっくり休めませんけどね(笑)

さて、本日のご紹介!!

2022-08-14 (6)
タパジョスを上流に進むと、左が美しいカラシンが続々と輸入されているジュルエナ川、
右が元祖ゴールデンサンダーが採集されていたプレコで有名なテレスピレス川にです。
2つの大河が合わさりタパジョス川を成形しております。

2022-08-14 (7)
ジュルエナ川も大河で各所により様々な流域があるようです。
荒々しい一面もあるようですね。
プレコが生息してそうな急流ですが、
今の所プレコの名前は聞かないですね。

さて、上流の2つの川に入るとタパジョス系の種とは一気にタイプが変わります!!
ライン系のコリドラスは生息せず黄色地にスポットが入るガラナ系のコリが幅広く分布するようになります。

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コリドラス アピアカの記載地です。
丸がホロタイプの記載地となります。
ジュルエナ川を更に上流に行くとあるアリノス川があります。
その他がパラタイプの記載地となります。
何故かジュルエナ川でのパラタイプを掲載しない理由が良く分かりませんが?

そのジュルエナ産として来たcf.アピアカ達がこちらです。
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町名や地区名のインボイスが付いてましたが、
輸入してみると混ざっていたり似過ぎていて分からないなど、
ジュルエナの河川一つでもバラエティーに富んでいて非常に識別が困難なほどです。
イガラッペや河川の形状に合わせて、
地域ごとに対応して固有の進化を遂げているのがいるのが伺えます。
黄色地にスポット系は凄く難しいです。

テレスピレス産として輸入されたタイプがこちら!
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ガラナⅠ
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ガラナⅢ
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ガラナと共にテレスピレスとして来たスポット系
Ⅱはどのタイプが良く分からないので割愛

これでも黄色地のスポット系コリドラスは、
ほんの一部になります。

地図で見ると小さく見えますが、
どの支流と呼ばれている河川も大河です。
イガラッペで・・・なんて言われますが、
そのイガラッペですら20~30mの川幅があり小川ではありません。
同水系ですらここまでの採集地による差異があるんです。
だからコリドラスを地域や個体別でコレクションをすると、
とんでもない沼んですけどね💧
個体差も激しいですし!!

タパジョスの上流系のコリドラスは始祖をシングー水系と共にしているのか?
非常によく似たタイプがシングーの上流にも見られます。
3_000000007102_20220816000703123.jpg
シングーを代表するスポット系と言えばシングエンシスです。
タパジョス系の記載にもその差異を説明するのに当たり名前が出る種です。
数百キロ離れた地域から似た様なコリが採集され、
近しい地域でもそのバリーションで混乱する程に、
コリドラスの多様性の深さ・・・・・

支流のイガラッペで採集されたとして、
上流が繋がっていたとしても、
採集された個体の表現は異なるはずと私は思います。
コリドラスの河川毎の多様性は奥深くそんなに浅いとは思えません。

新規採集地で全く同じ表現の個体群が来る事自体が不自然であり、
その個体が輸入されていないのに主張している事が異常だと私は思います。
国内で紹介した画像は、現地画像の個体と全くの別個体と認識してますか?

脱線しましたので戻します。

さて、タパジョスの更に上流ジュルエナの魚達。
ここ数年でカラシンを含め頻繁に新種も来るようになりましたね。

2022-08-16.png
大河タパジョス水系は3つの州にまたがってます。
右はパラ―州、左はアマゾナス州、南部はマットグロッソ州になります。
ガラナ系のコリでたまにマットグロッソと産地がなっている時がありますが、
それは州を指しているのであって別の水系を指している訳では無い事が多いです。

カラシン系もマットグロッソと産地を書くことが多いです。
それも州名になります。

上流の河川から集められた魚達が、
恐らく集まっているであろう場所がこの町。
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マットグロッソのジュイナ町
左はアリプアナ右はジュルエナ川が流れており、
この町が集積地になっていると私はおもっております。
最近になって、カラシンのインボイスに河川名では無く、
ジュイナの町名が使用されている事から、
ここから南部のシッパーに送られていると思われます。
空港もありますしね。

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地図では小さな町かと思っていましたが、
私の地元より発展してます(笑)
町の周辺は畑ですかね?
思っていた以上に開拓されているので、
雨季になって水没するような地域ではなさそうです。

熱帯魚の州をまたいでの移動は、
申請書類などが厳しく一般では難しいと現地から聞いております。
マットグロッソ州のジュルエナのカラシンが、
マナウスやベレンから輸出されないのもその為です。

アマゾナス州からくるライン系のコリドラスはジャカレアカンガの町を中心にし、
西岸のイガラッペや名前の無い小川からマナウスに来ているかも知れません。

記載産地のクルル川を含め東岸系のイガラッペや名前の無い小川産は、
パラ―州のベレンに送られているかも知れません。

出す地域によっての差異がある???
そう思うと中々に買い応えが出て来るんじゃないでしょうかね?
今回のスーパラは何便?

コリンビア便です。
密輸や~!!


水曜日にお会いしましょう。
お疲れ様でした。


では( ̄^ ̄)ゞ


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Tag:国産グッピー・熱帯魚・プレコ・シュリンプ・コリドラ

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